
「イメコンって、結局のところ何をしてくれるんですか」——サロンのカウンセリングで、いちばん最初にいただく質問のひとつです。雑誌でも、SNSでも、いろんな説明を目にされた上で来てくださる方が多いから、期待のかたちもバラバラになっています。
正直なところ、イメコンは魔法でも買い物代行でもありません。「あなたに似合うものの判断軸」を一緒に言語化していく仕事、というのが、私が長く現場で続けてきた答えです。だからこそ、お願いする側にも、ちょっとした準備が必要なんですね。
この記事は、私のサロンに来てくださる前のみなさんが「何を相談していいかわからない」と感じる場面でお話ししている内容を、そのままお届けしますね。期待と現実の差を、一緒に整えていきましょう。
イメコンに依頼すると、何が変わるのか
「服はあるのに、毎朝なにを着るか決まらない」「写真の自分にいつも違和感がある」——イメコンを検討されるきっかけは、だいたいこの2つに集約されていきます。私のサロンで一番多いご相談です。

診断を受けたあと、現場でいちばん変わるのは服選びの「迷い時間」です。4シーズンのパーソナルカラーや骨格3タイプを「自分の言葉」で持てると、お店で迷ったときの判断が速くなります。「これは私の春寄りに近いから取る」「ストレート寄りには重く出るから外す」と、選び方が変わっていくんですね。
2つ目の変化は、写真や鏡の違和感が薄れることです。顔まわりの色と、首から下のシルエットがそろうと、自分でも「整って見える」感覚が出てきます。3つ目は、普段の買い物の精度が上がること。無駄打ちが減れば、長い目で見るとクローゼットも財布もスリムになっていきます。
イメコンにまつわる、3つの誤解
私がイメコンの仕事を始めて長くなりますが、相談のときによく出会う誤解が、ほとんど同じ3つに集まっていきます。今日はその誤解から、先に解いておきましょう。

1つ目は「買い物代行ではない」こと。イメコンの役割は、お客さま自身が「あ、これは自分に合う」と判断できる軸を渡すことです。だから、診断後にずっと付き添う形のコースは、私のサロンでは案内していません。判断の軸が育つまで、何度か単発で見直す方が現実的だからです。
2つ目は「縛るためではない」こと。「ブルベ夏だからこの色はダメ」という縛りの使い方は、私はあまり好きではありません。診断結果は選択肢を広げるための地図であって、禁止リストではない、と現場ではいつもお伝えしています。
3つ目は「魔法ではない」こと。1回の診断で人生が変わると思って来てくださる方も多いのですが、実は日々の運用で似合いが育っていきます。診断はスタート地点で、そこからの3ヶ月の運用が、いちばん変化が起きやすい時期なんですね。
自分に合うイメコンを選ぶ、4つの軸
イメコンの数は、ここ数年で本当に増えました。それ自体は素敵なことなのですが、流派も価格帯もばらばらなので、選ぶ側にとっては「どこから見ればいいか」が分かりにくくなっています。私が現場でお伝えしている軸を、4つに絞って整理してみますね。

1つ目は「流派と理論」です。DYT4タイプを主軸にする方、4シーズンを中心にされる方、骨格を強く打ち出される方など、土台にしている理論で見方が変わります。自分が一番気になっている軸を扱っているか、確認してみてください。
2つ目は「相性と話しやすさ」。これは見落とされがちですが、いちばん大事な軸だと私は思っています。3つ目は「時間とアフター」。診断時間が90分なのか半日なのか、アフターでのLINE相談があるか、ここは満足度に直結します。4つ目は「価格と再現性」。一度で終わる前提か、長く付き合う前提かで、相場感が変わってきますよ。
依頼する前に、整理しておきたいこと
イメコンを「正解探し」のために使ってしまうと、診断後に消化不良が起きやすいんですね。実は、診断の前に自分の中で整理しておくと、当日の発見量が一段違ってきます。

1つ目は「何を解決したいか」を一文で書いておくこと。仕事服が決まらないのか、休日のコーデが迷うのか、特別な日の装いを整えたいのか。場面を絞っておくと、診断士から出てくる提案が、自分ごととして響きやすくなります。
2つ目は「手元の服の棚卸し」。クローゼットを写真に撮るだけでも十分です。3つ目は「試したい場面の予定」を、ざっくり3ヶ月先まで見ておくこと。診断は受けて終わり、ではなく、日々の運用で育てていくものです。だから、近い未来に「整えたい場面」を1〜2つ持って来てくださると、現場での提案がずっと立体的になりますよ。
もう一歩、深く似合いを知りたい方へ
記事だけでは伝えきれない、骨格や顔タイプの細やかなニュアンスは、対面で見るとぐっとはっきりします。私のサロンでは、4シーズン・骨格3タイプ・DYTを組み合わせた本流のカリキュラムで、あなたの「似合い」の軸を一緒に言語化していきます。
「考える前に、まず正直なところを聞いてみたい」——そう感じてくださった方は、ぜひ一度カウンセリングからお越しください。あなたの判断の軸を、ここから一緒に育てていきましょう。
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