
「ブルベ夏なんですけど、ハイトーンって私に似合うんでしょうか」——美容室の前に駆け込んでくださる方からよく聞かれる質問です。SNSで「夏にはハイトーン」と聞くけれど、具体的にどんな色なら似合うのか、よく分からない方が本当に多いんですね。
結論からお伝えすると、ブルベ夏に似合うハイトーンは「寒色系のソフトな明るさ」です。ラベンダーアッシュ・グレージュ・ピンクベージュのような、くすみのあるクールなトーンが、夏の肌の透明感を最大限に引き立てます。今日はその選び方を整理しますね。
私のサロンでも、夏タイプの方が金髪寄りの暖色ハイトーンを選んで「浮く」というご相談はよくあります。同じ「ハイトーン」でも、寒色を選ぶか暖色を選ぶかで顔の印象がまったく変わります。今日は美容師さんに伝えるレベルまで落とし込んでお話ししますね。
ブルベ夏にハイトーンが似合う、3つの理由
まず「なぜ夏タイプにハイトーンが似合うのか」、理論で押さえておくと、美容室での選択もブレません。

1つ目は淡い対比が映えること。ブルベ夏は元々コントラストが弱い肌質なので、明るい髪との対比が穏やかで美しく馴染みます。2つ目は透明感が強調されること。夏タイプの肌は青みを帯びていて、寒色のハイトーンと合わせると、透明感がぐっと立ち上がります。
3つ目は柔らかさが引き立つこと。夏の方は元々柔和な印象を持つので、明るい髪色がその柔らかさをさらに引き出してくれます。「明るくふんわり」が、夏タイプの方向性ですね。
ブルベ夏に映える、4つのハイトーン
具体的にどんな色を選べばいいのか。私のサロンで夏タイプの方におすすめしている、4つのハイトーンカラーを紹介します。

1つ目はラベンダーアッシュ。紫みを含む寒色系の明るさで、夏タイプの鉄板色です。透明感が一気に出ます。2つ目はグレージュ。グレーとベージュの中間色で、ニュアンスが柔らかく、肌色に自然に馴染みます。
3つ目はピンクベージュ。淡いローズみのあるベージュで、夏タイプの肌に血色感をプラスしてくれます。4つ目はスモーキーミルクティー。くすみのあるベージュで、明るくても派手すぎず、「夏らしい上品さ」を保てます。どれも「クリアなブロンド」ではなく「くすみのある寒色系」がベース、というところがポイントです。
ハイトーンの、3つの落とし穴
「ハイトーン」と言っても、選び方を間違えると顔が浮いて見えることがあります。現場でよく出会う3つの落とし穴を先にお伝えしますね。

1つ目は金髪寄りの黄ばみ。ブリーチ後に黄味が強く残ると、夏タイプの肌に合わず浮いて見えます。紫シャンプーで黄味を取るケアが必須です。2つ目は暖色オレンジが浮くこと。コーラルやオレンジ系のハイトーンは、ブルベの方には強すぎる色です。
3つ目は傷みで色落ちが早いこと。ハイトーンは2回ブリーチが基本になるので、ダメージケアを軽視すると色が抜けて黄ばみが出ます。「ケアありき」がハイトーンの大前提、というのが現場でいつもお伝えしていることです。
美容師に伝える、3つのコツ
美容室では、自分の希望を言語で正確に伝えることが大事です。3つのコツでお伝えしましょう。

1つ目、寒色系で。「青みかグレーを少し入れてください」と伝えると、暖色には振られません。2つ目、2回ブリーチ。ラベンダーやグレージュのような透明感は、1回ブリーチでは出にくいです。「2回ブリーチ前提でお願いします」と伝えましょう。
3つ目、紫シャンプー併用。色持ちと黄ばみ対策には紫シャンプーが必須です。美容室でおすすめを聞いて、最初から購入しておきましょう。この3つを伝えるだけで、仕上がりと持ちが格段に変わりますよ。
もう一歩、深く似合いを知りたい方へ
記事だけでは伝えきれない、あなたに似合う「夏のハイトーン」のニュアンスは、対面で見るとはっきりします。私のサロンでは、4シーズンを主軸に、髪色とコーデを立体的に整えていきます。
「美容室で具体的に何を頼めばいいか分からない」「夏のハイトーンの幅をもっと知りたい」——そんなときは、一度ご相談からお越しくださいね。
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