
「セカンドシーズンって、最近よく聞くんですけど、実際なんですか」——サロンのカウンセリングでも、ここ1〜2年で増えてきた質問です。SNSで「私のセカンドは秋」と発信する人が増えて、その言葉だけ広まったけれど、意味があいまいな方も多いんですね。
セカンドシーズンというのは、簡単に言うと「2番目に似合うシーズン」のことです。1stだけで4シーズンを縛るのではなく、2ndまで含めて似合う色の幅を広げる軸として使うのが、本来の意味です。今日はその使い方をお話ししますね。
私のサロンでも、セカンドシーズンを上手に活かせる方は、コーデの幅がとても広がります。1stだけで縛るとお店で迷子になりがちなので、2ndまで使えるようになる、これが現場での目標ですね。
セカンドシーズンが意味する、3つのこと
まず、セカンドシーズンが具体的に何を指すのかを整理しましょう。実は3つの意味が重なっています。

1つ目は、純粋に「2番目に似合うシーズン」。1stが春なら、2ndが夏か秋、というように、隣接するシーズンが選ばれることが多いです。2つ目は「境界線上の橋渡し」。1stと2ndの両方が似合うということは、自分が境界線上のタイプであるサインでもあります。
3つ目は「色の幅が広がる軸」。1stだけでコーデを組むと、お店で選択肢が少なくなりがちですが、2ndまで使えると、明らかに選べる服が増えます。セカンドは「縛り」ではなく「広がり」のための軸、というのが私の考えです。
よくある、セカンドシーズンの4パターン
セカンドシーズンの組み合わせは、隣接するシーズンが選ばれることがほとんどです。よくあるパターンを4つにまとめておきます。

1つ目は1st春・2nd夏。明るさのカテゴリーは同じで、温度感だけ違うパターン。淡い色全般が似合います。2つ目は1st春・2nd秋。イエベの中で明度の幅が広いパターン。コーラルから深いテラコッタまで使える幅広い方です。
3つ目は1st夏・2nd冬。ブルベの中で明度の幅が広いパターン。柔らかいラベンダーから鮮やかなロイヤルブルーまで使えます。4つ目は1st秋・2nd冬。深く濃い色全般が似合うパターンで、秋の深さと冬のクリアさを両立できます。同じ「1stが秋」でも、2ndが春か冬かでまったく雰囲気が違うんですね。
セカンドシーズンの、活かし方
セカンドが分かったら、どう使うか。これが現場でいちばん大事なところです。私のサロンでお伝えしている、活かし方の基本ルールを3つにまとめます。

1つ目、顔まわりは1stから選ぶ。トップス・スカーフ・インナーのように顔に近い場所は、1stシーズンの色で固めます。これが顔色を映えさせる基本です。2つ目、遠くは2ndまでOK。ボトムス・コート・羽織りなど、顔から遠い場所は2ndまで広げても大丈夫です。
3つ目、小物は2ndで色幅を出す。バッグ・靴・アクセサリーは2ndで遊ぶと、コーデに変化が生まれます。「顔から近いほど1st、遠いほど2nd」の原則を守ると、似合いの幅が一気に広がりますよ。これだけ覚えておくと、お店で迷子になりにくくなります。
セカンドかどうか、迷ったら
「私のセカンドって何なんだろう?」と分からない場合は、いくつかの確認方法があります。私のサロンでも、最初に試していただいている方法を3つ紹介します。

1つ目、1stの隣接シーズンで試す。1stが春なら、夏と秋の代表色をそれぞれ顔まわりに当ててみる。顔色が崩れないほうがセカンドです。2つ目、普段着の色を分析する。クローゼットを見たとき、1st以外でよく着ている色のシーズンを確認します。
3つ目、プロで一度確定すること。セカンドの判定は、1stの判定より難しいことが多いです。自己診断で迷うなら、一度プロに見てもらうのが結果的に時短になります。曖昧なまま使うと、似合わない方向に振れてしまうこともあるので、注意してくださいね。
もう一歩、深く似合いを知りたい方へ
記事だけでは伝えきれない、あなたの1stと2ndの組み合わせは、対面で見るとはっきりします。私のサロンでは、4シーズンを主軸に、セカンドまで含めた似合いを丁寧に整理していきます。
「セカンドが何か知りたい」「コーデの幅を広げたい」——そんなときは、一度ご相談からお越しくださいね。
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