「パーソナルカラー診断、気になるけどサロンはまだハードルが高い」「自分はイエベなのかブルベなのか、なんとなく知りたい」そんな声を、サロンでも本当によくいただきます。実はパーソナルカラーは、自宅でもセルフで「あたり」をつけることができます。国際イメージコンサルタントとして1,000人以上を診断してきた感覚から言うと、ご自宅で取れる情報だけでも8割くらいの方向性はつかめます。
この記事では、サロンに行く前に試せる「血管・髪・瞳・金属」の4つのセルフチェック方法を、プロが実際にサロンで観察しているポイントと同じ順番でご紹介します。全部できる方は10分、ぱぱっと見るだけなら3分で終わります。
井上亜紀自宅でできるあたりは、サロン診断のための「予習」みたいなものなんですよ。セルフでイエベ・ブルベがわかっていると、サロンで「自分の感覚と合っていた」と腹落ちしやすくなりますし、違っていたとしても「なぜズレたのか」がプロから理由付きで聞けます。気軽に試してくださいね。
パーソナルカラーの本質は「イエベ」と「ブルベ」の2軸
パーソナルカラーには細かい分類がいくつかありますが、出発点はいつもイエローベース(イエベ)かブルーベース(ブルベ)かの2択です。肌の下に流れる血液や色素の組み合わせで、肌の上に現れる色味が「黄み寄り(イエベ)」か「青み寄り(ブルベ)」かに分かれます。
イエベは温かみのある黄み寄りの色が肌に馴染みます。「春(スプリング)」と「秋(オータム)」がイエベ。ブルベは涼やかな青み寄りの色が肌に馴染みます。「夏(サマー)」と「冬(ウィンター)」がブルベ。セルフ診断ではまず、自分がどちらに寄っているかをつかむことから始めます。
井上亜紀イエベ・ブルベは「優劣」ではなく「方向性」です。どちらが似合うかは一人ひとり違っていて、肌の魅力を最大に引き出す色の入り口、そんなふうに思っていただけると気が楽になりますよ。
セルフチェック1|手首の血管の色を見る
もっとも有名で、もっとも当たりやすいのが「手首の血管チェック」です。肌の下を流れる血液の色は、肌の透明度や色味によって違って見えます。肌表面に近いところを通る手首の血管は、ベースの色味が映りやすいポイントです。

井上亜紀明るい場所、できれば窓ぎわの自然光で見るのがコツです。蛍光灯の下だと黄みが乗りやすく、判定が変わってしまうことがあるんですよ。
見え方の早見
- 青〜紫っぽく見える → ブルベ(夏 or 冬)の傾向
- 緑〜オリーブっぽく見える → イエベ(春 or 秋)の傾向
- 青と緑が混ざっているように見える → ニュートラル(イエベ・ブルベ両方の要素)
青と緑のどちらに見えるか迷う場合は、ニュートラルな可能性が高いです。ニュートラルの方は、4シーZン中でも「春寄りの夏」「秋寄りの冬」のようにセカンドシーズンを併せ持つことが多いタイプです。
セルフチェック2|髪と瞳の色を見る
髪と瞳は、生まれ持った色素を反映する場所です。メラニン色素の量とタイプによって、それぞれが「黄み寄り」か「赤み寄り(青み寄り)」かに分かれます。

髪の色を見る
地毛がブラウン系で柔らかい・透明感がある方は、明るいシーズン(春・夏)の傾向。地毛が深いダークブラウン〜ブラックでしっかりした質感の方は、深いシーズン(秋・冬)の傾向。黄みのあるブラウンはイエベ、赤み・くすみのあるブラウンはブルベに寄ります。
井上亜紀染めている方は、染める前の地毛や子供のころの写真でチェックしてみてくださいね。幼少期の写真は、色素そのものの状態がわかりやすいので診断のヒントになりますよ。
瞳の色を見る
瞳の色は、白目とのコントラストや黒目の輪郭で観察します。黒目がブラウン〜ライトブラウンで、透明感がある → イエベ寄り(特に春)。黒目が深い黒〜濃いブラウンで、輪郭がはっきりしている → ブルベ寄り(特に冬)。黒目がソフトなブラウンで、白目との境目がぼんやり優しい → 夏や秋の傾向です。
セルフチェック3|手のひらと首まわりの色を見る
肌の色は、日焼けやメイクで変わりやすい部分ですが、日焼けしにくい場所を見ると本来の色味がわかります。プロのサロンでも、必ずチェックしているポイントです。

手のひらをチェック
手のひらは紫外線にもっとも当たらない場所のひとつ。クリーム色〜ピーチ寄りの色に見えればイエベ。ピンク〜ローズ寄りの色に見えればブルベの傾向です。両方の色がほどよく混ざって見える場合は、ニュートラル寄りです。
首まわりの色をチェック
顔は日焼けやメイクの影響を受けやすいので、耳の後ろや首の後ろを見るのがおすすめです。鏡で襟元を下げて、肌色を観察してください。黄み・温かみがあるベージュはイエベ、赤み・ピンク寄りのベージュはブルベです。
セルフチェック4|ゴールドとシルバーを当てる
プロのサロンでも、診断の最後に「金属チェック」をしてもらうことが多いはずです。ゴールドの輝きとシルバーの輝きは、肌のアンダートーンに対する反応がはっきり違うため、セルフチェックの「決定打」として使いやすい方法です。

井上亜紀わざわざアクセサリーを買わなくても、ご家庭にあるもので大丈夫ですよ。ゴールドのスプーンとシルバーのスプーン、ゴールドネックレスとシルバーネックレス、なんでもOKです。
やり方
- 明るい自然光の下で、メイクオフした素肌で行う
- ゴールドのアクセサリーを首元に当てて、肌の透明感・顔色の変化を観察
- 次にシルバーのアクセサリーを同じ位置に当てて、もう一度観察
- どちらが「肌が明るく見える」「顔が引き立つ」かを比べる
ゴールドで肌が明るく見え、顔が華やぐ → イエベ寄り。シルバーで肌の透明感が増し、顔がすっきり見える → ブルベ寄り。どちらでも顔色が変わらない、どちらも悪くないと感じる方はニュートラル寄りです。
4つのチェックを総合してイエベ/ブルベを判定するコツ
ここまでで「血管・髪と瞳・肌・金属」の4つのチェックをしてきました。全部の結果が同じ方向に揃うとは限りません。「血管はブルベだけど、ゴールドが似合う」というように、ばらつくこともあります。そんなときは、次の優先順位で総合判定するのがおすすめです。
- 1. 金属チェックの結果を最優先にする(肌の反応が一番ダイレクトに見える)
- 2. 血管の色を次に重視(ベースカラーが明確に出やすい)
- 3. 肌の色で補強(日焼けの影響を考慮しつつ)
- 4. 髪と瞳の色は参考程度に(染髪・カラコンの影響を加味)
井上亜紀判定がきれいに揃わない方は、実はニュートラルやセカンドシーズンを持っている可能性が高いんです。「迷う」こと自体が、その方の似合いの幅が広いというサインなので、ぜひポジティブに受け止めてくださいね。
イエベ/ブルベがわかったら、次は4シーズンへ
セルフチェックでイエベかブルベの方向性が見えたら、次のステップは4シーズンの細分化です。イエベなら「春(スプリング)」か「秋(オータム)」、ブルベなら「夏(サマー)」か「冬(ウィンター)」、どちらに寄るかを見ていきます。
見分けるポイントは「明度(明るさ)」と「彩度(鮮やかさ)」の2軸です。明るく軽やかな色が似合えば春・夏、深く重厚な色が似合えば秋・冬。明るい × イエベ=春、明るい × ブルベ=夏、深い × イエベ=秋、深い × ブルベ=冬、というシンプルな整理です。
セルフ判定の限界と、プロ診断の使いどころ
セルフチェックでつかめるのは、あくまで「おおまかな方向性」までです。サロンのプロ診断では、実際に4シーズン分のドレープ(色布)を1枚ずつ顔の下に当てて、肌の透明感・影の薄さ・輪郭のすっきり感を見比べていきます。セルフでは絶対に再現できない精度です。
また、プロ診断では1stだけでなくセカンドシーズンも同時に判定するので、似合う色の幅がぐっと広がります。セルフで「ニュートラル」「迷う」と感じた方は、ぜひ一度サロン診断を体験してみてください。
まとめ
井上亜紀完璧に当てなくても大丈夫ですからね。「私はたぶんブルベ寄り」「私は黄みのある色が好き」、そのくらいの感覚で十分なんです。似合いの方向性が少しでも見えてくると、毎日の服選びがぐっと楽になりますよ。
パーソナルカラーの見分け方は、血管・髪・瞳・肌・金属というご自宅にあるものだけで「おおまかな方向性」までは十分につかめます。今日紹介した4つのチェックを、ぜひ自然光の入る窓ぎわで試してみてください。「自分はこっち寄りなんだ」と腹落ちした瞬間、クローゼットを見たときの目線が今までと変わってくるはずです。
イエベ・ブルベの方向性が見えたら、次のステップは4シーズンです。「パーソナルカラー4シーズンとは?スプリング・サマー・オータム・ウィンターの特徴と似合う色を徹底解説」、1stの先のセカンドシーズンを知りたい方は「パーソナルカラー「セカンドシーズン」とは|似合う色の幅を広げるもう一つの軸」もあわせて読んでみてくださいね。
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